ガイドの仕事でお客さんを連れて案内していたら、
"Hey, look!" (ねえ、見て!)と驚いた声。
お客さんは善光寺大本願の屋根の上を指差しています。
ん?なんだろう。
あ、なんかいる!
白い鳥のような・・・あれは「サギ」ですね。
"Wow... it's a heron"(わあ、ヘロンだね・・。)
と言ったものの、あれ、これってヘロンなのかなと考え込んでしまいました。
というのもイギリス時代に「あれがヘロンだよ。」と教えてもらった鳥は、↓のように、もっとグレーっぽかったからです。
「ヘロン」とイギリス人に教えてもらったとき、すぐに90年代にCMで流れていた山下達郎の同名曲「ヘロン」を思い出しました。
♪なかな〜いで〜、へーロン ♪雨をよぉ〜ば〜ないで〜と頭に流れてきて、
「そっかー!あの歌のヘロンってサギのことだったんだー」と感心しました。
それから、あの鳥を見るたび山下達郎の曲が流れてきて、「あいつはHeronだ。」と覚えたのです。
ロンドンに、Canary Wharfという半島があります。開発されて高速ビルが多く建つオフィス街 なのですが、あるときオフィスの真ん中に作られた人工的な水辺に、Heronが佇んでいました。その孤高な姿があまりに美しくて、道ゆく人がみな立ち止まり、わーHeronだー、美しいねーとやいのやいの言っていたことがいつまでも印象に残っています。
(Canary Wharf、高いビルが並ぶオフィス街)
話を戻すと、
私の知っているグレーのサギはHeronだけれど、善光寺で見た白いサギもHeronなのだろうか。
そんな疑問が浮かんだ私は、
まずはインターネットで日本語でどう呼ばれるかを調べました。
すると、グレーのサギは「アオサギ」と呼ばれ、白いサギは「シラサギ」と呼ばれるのが普通らしい、とわかりました。(たぶん多くのみなさんには、あたりまえの話かもしれません。)
そして次に英語でどういう風に言うかを調べました。
このような時は、”シラサギ” ”英語”のような検索ワードで調べると、たいていは誰かがすでに答えてくれています。
たとえばこちらのサイト。
https://eow.alc.co.jp/search?q=シラサギ
検索の結果、アオサギは”Heron”と言い、シラサギは”Egret”というらしい。
し、知らなかった。全部Heronじゃないのか。
いや、でも本当にそうみんな言っているのかしら?
Egretなんて言葉聞いたことなかったなあ。
何か新しい言葉を知ったとき、本当にその言葉はみんなによく使われている言葉なのだろうか。そのことを調べるのってすごく大事だと思うんです。だから調べました。
今回の場合は、私がシラサギとアオサギの違いがよくわかってないように、英語でもそんな細かい分類はしっかり知られてないんじゃない? 時々見かける、あのS字の孤高な水鳥は、色に関係なく、"Heron"って呼ばれているんじゃないかしら?
そんな風に思ったので、ロンドンの友人に連絡。
上記のシラサギ写真を送り、聞いてみました。
「こいつの名前はなんだ?」
そしたら、
"Heron?"
との回答。
一応、Egretとは言わないのかも聞いてみたけど、
「調べたら確かにEgretだね、でも一般的にはHeronって言っちゃうかな」 と言っています。
おそらくは、鳥に詳しい人はちゃんとEgretと答えられるだろうけど、私のように鳥にあんまり詳しくない一般人はHeronと呼ぶのだろうな。
よかったよかった。
"Hey, look!" (ねえ、見て!)と驚いた声。
お客さんは善光寺大本願の屋根の上を指差しています。
ん?なんだろう。
あ、なんかいる!
白い鳥のような・・・あれは「サギ」ですね。
"Wow... it's a heron"(わあ、ヘロンだね・・。)
と言ったものの、あれ、これってヘロンなのかなと考え込んでしまいました。
というのもイギリス時代に「あれがヘロンだよ。」と教えてもらった鳥は、↓のように、もっとグレーっぽかったからです。
「ヘロン」とイギリス人に教えてもらったとき、すぐに90年代にCMで流れていた山下達郎の同名曲「ヘロン」を思い出しました。
♪なかな〜いで〜、へーロン ♪雨をよぉ〜ば〜ないで〜と頭に流れてきて、
「そっかー!あの歌のヘロンってサギのことだったんだー」と感心しました。
それから、あの鳥を見るたび山下達郎の曲が流れてきて、「あいつはHeronだ。」と覚えたのです。
ロンドンに、Canary Wharfという半島があります。開発されて高速ビルが多く建つオフィス街 なのですが、あるときオフィスの真ん中に作られた人工的な水辺に、Heronが佇んでいました。その孤高な姿があまりに美しくて、道ゆく人がみな立ち止まり、わーHeronだー、美しいねーとやいのやいの言っていたことがいつまでも印象に残っています。
(Canary Wharf、高いビルが並ぶオフィス街)
話を戻すと、
私の知っているグレーのサギはHeronだけれど、善光寺で見た白いサギもHeronなのだろうか。
そんな疑問が浮かんだ私は、
まずはインターネットで日本語でどう呼ばれるかを調べました。
すると、グレーのサギは「アオサギ」と呼ばれ、白いサギは「シラサギ」と呼ばれるのが普通らしい、とわかりました。(たぶん多くのみなさんには、あたりまえの話かもしれません。)
そして次に英語でどういう風に言うかを調べました。
このような時は、”シラサギ” ”英語”のような検索ワードで調べると、たいていは誰かがすでに答えてくれています。
たとえばこちらのサイト。
https://eow.alc.co.jp/search?q=シラサギ
検索の結果、アオサギは”Heron”と言い、シラサギは”Egret”というらしい。
し、知らなかった。全部Heronじゃないのか。
いや、でも本当にそうみんな言っているのかしら?
Egretなんて言葉聞いたことなかったなあ。
何か新しい言葉を知ったとき、本当にその言葉はみんなによく使われている言葉なのだろうか。そのことを調べるのってすごく大事だと思うんです。だから調べました。
今回の場合は、私がシラサギとアオサギの違いがよくわかってないように、英語でもそんな細かい分類はしっかり知られてないんじゃない? 時々見かける、あのS字の孤高な水鳥は、色に関係なく、"Heron"って呼ばれているんじゃないかしら?
そんな風に思ったので、ロンドンの友人に連絡。
上記のシラサギ写真を送り、聞いてみました。
「こいつの名前はなんだ?」
そしたら、
"Heron?"
との回答。
一応、Egretとは言わないのかも聞いてみたけど、
「調べたら確かにEgretだね、でも一般的にはHeronって言っちゃうかな」 と言っています。
おそらくは、鳥に詳しい人はちゃんとEgretと答えられるだろうけど、私のように鳥にあんまり詳しくない一般人はHeronと呼ぶのだろうな。
よかったよかった。